帰国後の再就職に向け「科学的な適職」を再読してみた

LGBTQ

あと2ヶ月足らずで日本に帰国することになった。

年齢的にも未経験の異業種への転職はラストチャンスかなぁと思い、就活のころから王道なやり方で就職も転職もしたことないから転職に関する本を読み漁ってみている。

その中の一冊が鈴木佑さんの科学的な適職という本。

巷でよく言われている仕事の選び方が実は幸福度には全然関係ないんだよ〜ということや仕事への満足度や人生の満足度が上がりやすい仕事の選び方が書いてあった。

幸福度と関係がない仕事の選び方

この本に書かれていた幸福度と関係のない仕事の選び方をざっくりまとめてみた。

1. 給料の高さで選ぶ 

年収400万以上は幸福度の上がり方が少ないらしい。また健康であることやパートナーが見つかるといったことの方が幸福度に与えるインパクトは大きいらしい。

2. 好きを仕事にする

仕事は仕事と割り切っている人の方が長期的に年収もキャリアレベルも上がるらしい。やってるうちに好きになるやろ〜くらいの方がいいんだって。

3. 適性・性格テストをあてにする

性格テストは曖昧なステレオタイプから作り出されたもので信頼性がない。適性テスト1回で実際の仕事のパフォーマンスを測定することは難しい。

4. 業界や職種で選ぶ

未来予測は当たらないし、人は自分の好みすら予想できないから。

5. 仕事の楽さで選ぶ

楽すぎると幸福度下がるみたい。それに楽な仕事は大体裁量権が与えられないからそれで死亡率すら高まるらしい・・・

6. 直感で選ぶ

直感がアテになるときはルールが明確かつ反復練習可能、そしてフィードバック(直感の答え合わせ)が得られるときのみ有効なので就職には使えない。

じゃあどうやって選べばいいんだよ・・・

ということは本書の後半にみっちり書いてあったけど、まだじっくり読み込めていないのでまた後日記事をかく。

でも、上に書いたような項目を気にしすぎてわざわざ給料が低い仕事やハードすぎる仕事を選ぶ必要もないし、自分でなんとなく分かっている自分の経験上の向き不向きを無視する必要はないと思うんだよな。

あくまでもそれぞれの1項目のみを主軸に適当に仕事を選ばない方がいいということを忠告しているんだと思う。

最近自分を見つめ直してみて、ガツガツ利益を出すぜ!みたいな営業や経営者的な性質は自分にはないように思った。それよりもバックオフィス系の仕事で社内での問題解決だったり、経理とか総務とかの方が向いているんじゃないかな、と思ったり。

インベスターZにも書いてあったけど、企業で働くということは自分という人的資本を投資する投資先を決めることだからしっかり検討して決めないとな、と思ってる。

学生の頃はトランスジェンダーのことでどこも雇ってくれないんじゃないかという不安もあり、やりたいことも分からなくて、とにかく採用してくれるところがあればありがたいというマインドだった。

自分にとっては他の人には問題にならないような服装自由という項目やLGBTQフレンドリーみたいな項目も幸福度に関わるかもしれないな。

採用してくれるところにいくとかじゃなくて、学生の頃から就職についてしっかり考えていれたらなぁという後悔もあるが、後悔しても仕方がない。

トランスジェンダーという少数派かつ日本という環境にいた以上、就活に不安を感じるのは当たり前だ。

ある程度は仕方なかったのね、と受け止めて、いい仕事場や自分の能力を活かせる仕事を見つけたい。

 

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