LBGTは許される必要も受け入れられる必要もない。誰からの承認も必要なく存在してる。

LGBTQ

まず、自分はトランスジェンダー当事者だ。

この記事はLGBTを否定するものではない。(むしろLGBTヘイトに対する怒りだ。)

最近少し好きなYouTuberのXを見ていたらLGBTに対する記述を見つけて、悲しくなった。少し怒りもおぼえた。

この投稿に対する自分の意見や気持ちを書いていく。

やりきれない思いになったXの投稿

この投稿に対する正直な当事者としての意見

正直な気持ちをあまり言葉を選びすぎずに書いていく。

まず1個目の投稿について

まず、LGBTは心の病ではない。

ペドフィリアは精神疾患として扱われるようだが、LGBTは精神疾患ではない。

そしてLGBTが”許される”という表現にかなり腹が立つ。生まれてきてから他の人と同じように生きて普通に存在してて、たまたま性的嗜好や性自認が違っていたというだけなんだが、なぜ存在を”許され”ないといけない?

他人の許可なしに普通に存在しててええねん。

3つ目の投稿について

「俺は全く受け入れてないし、受け入れろって方が無理あると思う」?????

まずあなたの意見はどうでもいい。

あなたの意見関係なく、他の人はありのまま生きていくから。

この人が受け入れようが受け入れまいが、当事者は今日も昨日も明日も生きてくわけで、そこに他者の承認はいらない。

お前は何様なんだ?神か?

この記事を書くことを決めた理由

この記事を書こうと思ったのには理由がある。LGBTにネガティブでない意見をネット上に残しておこうと思ったからだ。

このような批判的な意見を見かけた時大抵はスルーして無視を決め込む。

なぜならLGBTが嫌いだという意見を持つのも自由だし、そう思う人がいて当然だと思うから。

また、コメントを返して無駄に炎上に巻き込まれたり、無駄に攻撃されたくないから。普通に傷付くし嫌な気持ちになる。

そもそも、ネット上にコメントを残す人は世の中の人のごく少数だ。そしてかなり偏りのある意見を持っている人も多い。またニュージーランドやオーストラリアに住んでみて思うが、日本はかなりクローズなマインドで保守的な人が多い。

そして世の中の大半の平和主義でスマートな人たちはそういったネットの場で闘わない。訳のわからないやつに噛みついてこられたらうっとおしいから。また大半の人にとってはLBGTはその人たちの生活に直接関係がない。

その少数の人だけが意見をネット上に残していくことでそれが世間の意見なのかと錯覚してしまう。

だからせめて少しでもネガティブではない自分の意見をネット上の一意見として残しておくことで、ネットの心無い意見に傷付いた当事者の方の目にとまればいいなと思ったから、この記事を書くことにきめた。

最後に

幸い、自分の友達や周りの人はオープンマインドな人が多く、トランスジェンダーとカミングアウトした後もそのままの自分を”受け入れてくれて”いる。

海外は特にそうだった。職場の同僚がノンバイナリー、ボスがゲイ、お客さんがトランスジェンダー、ジェンダーフルイド、それが普通だ。特に「受け入れている/受け入れられている」というような感覚もない。ごく普通のこととして扱われる。

それが世界の普通であって、ネット上の少数意見やヘイトを世の中の全てだと思わないでほしい。そしてこれは自分にもいい聞かせている。

普通にクローズドマインドな日本に帰るの怖いと思う時あるもんな。

それにこのYouTuberさん好きやったのに否定されると悲しいな。

まぁ、そういう意見を持ってるんだなぁと思いつつ特にめっちゃ嫌いになるとかはないけど、自分自身が他の人たちの発言する権利を尊重してるんやから自分の意見も言っていかないとな、と思った次第でありました。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました