元々文房具が大好きで、ノートやペン、手帳を買い漁っていた。
しかし2年前、海外にしばらく移住することを決めた時、勉強のためにiPadとApple Pencilを買った。
荷物を極力軽くしたかった+iPadを買った高揚感から「紙は卒業して全部デジタル化しよう!」と思いたった。
iPadなら無限にノートが使えるし、ペンもインクも買わなくていいから節約になるし場所もとらない。
節約とミニマリズムを両立できると意気込んで持っていた紙の本、ノート、文房具をほぼ全て処分した。
書いていたほぼ日5年手帳でさえも、同じフォーマットをiPad用に作り自分でデジタル化した。
2年間アナログ断ちをしてアナログに戻った感想
そして最近いかに自分がデジタルに依存しているかということに気づき始めた。
特に去年からChat GPTをはじめとするAIが急速に普及したこともあり、何か調べたければChat GPTに聞けば大量の情報を整理してくれる。空き時間にはYouTubeやオーディオブックを聞き流す。
デジタル依存と合わせてインプット依存になっていることにも気付いた。
頭が常に情報過多にさらされ疲れているように感じた。そこでモーニングページというものを試してみることに。
モーニングページは「ずっとやりたかったことをやりなさい」という本で紹介されている脳のデトックス法。
朝起きてすぐにA4ノートに3ページ何でもいいから思いついたことを書く。
以前にもiPadでやっていたが、今回ペンと紙のノートに戻ってみて感動した、、、
紙にインクがのり、滲んでいく感覚。
iPadとApple Pencilのコツコツ音がする感覚じゃなく紙特有の抵抗感。
何より描くことに集中でき、書き損じも気にせずぐちゃぐちゃっとして書き続けられる。
iPadだとどうしても消して書き直したくなってしまう。
何より脳が軽くなる感覚がある。
結論はアナログがやっぱり最強。
デジタルも便利だがアナログの代替にはなりきれない。
2年間紙を経ったからこそ紙の素晴らしさに気づくことができた。
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