日本って中学、高校卒業して、大学入って就職してみたいな理想のキャリアのレールみたいなのありますよね。
自分はトランスジェンダーなので就活がものすごく怖くて就活を先延ばししました。
でも人と違ったり人より遅れたりしても無事に生きてます。
大丈夫だということを伝えたいので、私のちょっと変わった20代のキャリアの変遷を書いていこうと思います。
20代のキャリア変遷
大学3回生で就活する勇気が出ない、やりたいこともわからない
(就活メイクとか死ぬほど嫌だった。)
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大学4回生から教職を取り始める
(教員なら服自由だよなと思った)
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2年で教育実習など諸々含めて教員免許取り終わる
(教育実習でやりがいはあったがずっと人生学校で終わりたくないと思ったのと、無邪気に生徒からジェンダーについてランダムな状況で暴言や質問が飛んでくるのに対処したくなかった)
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教員なるのやめて就活に挑戦
(就活メイクやスーツくそくらえでメンズスーツや靴、鞄を来て面接に行った)
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建築会社の営業の内定とれた
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筋トレにハマる
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建築会社に就職も1年半で辞める
(興味ないことは勉強する気が全く起きないことに気づいた)
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大手ジムに就職してパーソナルトレーナーも始める
(この会社に採用されてなかったどうなっていただろう、、)
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4年後ジムを辞める
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ニュージーランドワーホリ1年
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オーストラリアワーホリ←イマココ
回り道してもいいんです
20代を振り返ってみてやりたいことがわからずに就活から逃げてみたり、すぐに転職したり色々回り道をしたと思います。
既卒後2年経ってから1人で就活するのはやり方もわからないし情報も入ってこないし、大手にはまず受からない。
だけど多分トランスジェンダーであることで日本の型にハマりきった就活の服装だったりマナーに辟易していたし、そりゃ不安も怖さもありました。
そう考えると仕方なかったんじゃないかなと思うし、諦めずに頑張ってなんとか働いてる自分Good job!
回り道したっていいんです。
人それぞれ抱えてる状況とか悩みも違う。みんなが同じタイムラインで人生進めると思うのがまず間違いかもしれない。
2年遅れたことも全部必要だったんだなと今になっては思います。
そして自分はジェンダーのことがあったから人より2年遅れてて違う道を歩んでいると思っていたけど、周りを見てみると意外とすごいタイミングで大学に入学してたりする人がいました。
あ、別にめちゃくちゃ特別なことでもコンプレックスに思うことでもないんだと思いました。
日本は特に30歳までに結婚しないと!とか30代ならこれくらい稼げてないと、貯金しとかないととかそういう年齢によるソーシャルプレッシャーも大きいと海外に住んでみてより感じます。
海外に住む心地よさって日本のソーシャルプレッシャー感じなくていいことだったり、日本人特有の比較から距離を置けるからなのかもしれないですね。
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